予防歯科

Preventive dentistry

予防歯科について
歯医者に行く時は、「歯が痛くなってから」と思われている方もいらっしゃるかと思いますが、歯が痛くなってからというのは、既に症状が進行している事になります。
痛くなってからではなく、日頃から定期的にメンテナンスを受ける事によりむし歯や歯周病になりにくい状態を保持することが出来ます。仮にむし歯になったとしても、早期発見、早期治療で様々なストレスから逃れることが出来るのです。
むし歯予防
脱灰と再石灰化のバランスがくずれていく要因には、唾液の量と質、むし歯の数、飲食回数、歯磨きの状態、フッ素の使用など数多くあります。
何が原因で脱灰と再石灰化のバランスが崩れているのかは唾液検査を行う事によって調べる事ができます。
その検査の結果でその方に合った予防プログラムを行い、お口の中の環境をむし歯になりにくい環境へと変化させる事が出来ます。
詳しくはスタッフ、Drにご相談ください。
むし歯予防Q&A
子供の口の中の健康は歯と口腔内の将来に大きく影響します。
大泉歯科クリニックではむし歯の予防を心がけ、いかにむし歯にならないか考えています。
むし歯予防に必要なものは
規則正しい食生活、毎日の歯みがき、フッ素、キシリトールの利用、歯の定期健診などです。
しっかり歯磨きしているのですけど、むし歯ができるのは何故ですか?
むし歯はむし歯菌(う蝕原生菌)による感染症になります。
ただしそのメカニズムは複雑で、一概にむし歯菌だけが悪いわけではなく、歯および唾液などの宿主因子、食べ物とくにそれに含まれる糖質、さらに時間が深く関係してむし歯が出来ます。
食事とpH(ペーハー)の関係
食事をとると、口の中は酸性になり(pHが低くなり)歯の表面の成分であるカルシウムとリンが溶かされ始めます。
これを脱灰といいます。通常は40分くらい時間が経つとpHは高くなり、溶かされたカルシウムとリンは元に戻ります。
しかし、酸にさらされる時間や回数が多いと、歯の脱灰がつづき、むし歯が進行してしまいます。
特に寝る前の飲食は唾液分泌量が少なくなる為、再石灰化は起こりません。
フッ素って何ですか?
フッ素(フッ化物)は歯の質を強くする効果があります。
フッ素が歯の表面のエナメル質に取込まれる事で歯の成分であるハイドロキシアパタイトの構造が安定し、これによって歯の質が丈夫になり、 むし歯菌(酸)に溶けにくい強い歯が作られていきます。
キシリトールって何ですか?
キシリトールは白樺や樫の木などの原料から作られる天然素材の甘味料です。
砂糖と同じくらいの甘さがあるのに、むし歯の原因となるむし歯菌(酸)を作りません。
むし歯菌を減らして歯を丈夫にする効果
もあります。
キシリトール製品の選び方を教えてください?
キシリトールは白樺や樫の木などの原料から作られる天然素材の甘味料です。
製品に使用されている甘味料の50%以上がキシリトールである製品、または製品の総重量のほとんどがキシリトールで占められているものを選びましょう。 歯科専門では100%のキシリトールもあります。
むし歯の原因となる成分は入っていないのでオススメです。
市販では「特定保健用食品」のマークを目印に選ぶと良いでしょう。
乳歯やはえ始めの永久歯はむし歯になりやすく、進行が早いのが特徴です。
毎日の歯みがきで常に清潔な環境を整えてフッ素やキシリトールを利用するとより効果的です。

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